阪神間の街道を歩く古文書保管庫>絵図>西宮
 画像をクリックすると、拡大図が別窓で表示されます。
 掲載史料に関するお問い合わせは、本サイト内
文化財フォーラムの方にお願いします。

 鳴尾村大絵図

所蔵者:西宮市立郷土資料館
製作年:不明

年代不明 246cm×266cm 西宮市鳴尾支所文書65 軸装
 鳴尾村内の田畑の字名や、池、用水路などを詳細に描いている。武庫川東岸の丸嶋新田が草地なので、天保8年(1837)に開発される以前のものと思われる。鳴尾村田畑は橙色、丹波国篠山藩領の上田新田は鼠色、尼崎藩領の小松村は桃色と所領ごとに塗り分けられている。南側の新田は、まとめて1色で塗られている。枝川、申川に挟まれた西鳴尾に砂浜神社と南へ向かう参道が描かれているのが見える。
---HP「西宮市立郷土資料館」第24回特集展示「鳴尾の新田開発」より

246×266cm
村内の田畑の字名、池や用水路を克明に書き込んでいる。小曽根村・小松村は桃色、上田新田村は鼠色、鳴尾村は橙色で、浜側の新田は黄色に塗り分けられている。
 枝川と申川に挟まれた西鳴尾には砂浜神社と、ここから浜へ伸びる参道が見える。
 武庫川の対岸の丸島が草地となっているため、天保8年(1837)の平左衛門(丸島)新田の開発以前の絵図であろう。
---「鳴尾村誌1889-1951」より


 詳細図(全体を7分割)

阪神間の街道を歩く古文書保管庫>絵図>西宮