2012/08/09 3:15:26
イベット・ジローの歌う主題歌「芦屋川」のレコードはまだ見つかりませんが、楽譜が入手できました。
残念ながらどんな感じの曲だったか全く覚えていません。楽譜はメロディーとコードだけですので、簡単な伴奏をつけてマウスとキーボードで打ち込んでみました。なにぶん、シャンソンは演奏した経験がありませんので、おそらく原曲とはかけ離れたものになってしまっていると思いますが、よろしければお聞き下さい。
♪芦屋川♪
| ドラマ「芦屋川」
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へ〜〜!今津っ子さんは、こんな演奏も出来るんだ。
[ imamura ] 2012/08/09 8:36:50
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楽譜をみつけられたのもすごいです。演奏つきとは、なんとなくシャンソンになってるからすごいです。ついでにジロー風のヴォーカルも聞いてみたいものです。
[ ふく ] 2012/08/09 8:42:38
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★imamuraさん。
もう生で演奏するチャンスは無さそうですが、PC上なら好きな時にいつでも楽しめるのでありがたいですね。
★ふくさん。
レコードが見つかれば、笹舟さんのところで再生してもらおうと思っています。
[ 今津っ子 ] 2012/09/10 15:01:48
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2012/07/21 18:12:16
今ではTVドラマの一社提供はすっかりめずらしくなりましたが、当時は一社提供は当たり前でした。
ドラマ「芦屋川」は『扇雀飴本舗』提供でした。
神戸新聞昭和39年5月5日広告を拡大
提供とは別に「真珠・宝石製作 田崎真珠」とあり、さらに「あなたとお友達にペアでパール・プレゼント」のキャッチフレーズと共に、「わたしの真珠のアクセサリーをさしあげ百万ドルの夜景の六甲山ホテルにご招待します! 美加(小林千登勢) 詳しくは今夜の番組をご覧下さい」と説明されています。
番組中で応募方法が説明されたようです。
放送が開始から3ヶ月たち、8月5日の新聞に扇雀飴の全面広告が掲載されました。
大阪日日新聞昭和39年8月5日広告
その中に、ドラマの宣伝に添えて、「六甲山でのパール・パーティ」の写真が載っています。
予告通り、当選者が六甲山ホテルに招待されたようです。
最後に、この広告に載っている、若くて美男美女だったころの小林千登勢と高松英郎のツーショット写真で、とりあえずドラマ「芦屋川」をお開きにしたいと思います。
| ドラマ「芦屋川」
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2012/07/18 18:44:23
ドラマ「芦屋川」の主題歌は、同じ「芦屋川」でした。
作詞はドラマの作者でもある石浜恒夫です。石浜は当時歌謡曲の作詞も手がかけており、「こいさんのラブコール」や「硝子のジョニー」などの主に大阪をテーマにしたヒットが多数あります。
作曲は当時大阪で活躍していた指揮者の小坂務。「あなた」をヒットさせて小坂明子の父で、「あなた」の編曲も担当しています。
歌は、シャンソン歌手のイベット・ジロー。1955年以来数度の来日で既に日本では絶大な人気がありました。
1945年のデビュー以来、フランスのPathe Marconi所属(日本では東芝のAngel)でしたが、「芦屋川」の1964年ころにはフランスではFontana(日本ではビクターのPhilips)に移籍していました。
従って「芦屋川」もPhilips発売だったはずですが、レコード情報未入手です。判明しだい追加報告させていただきます。
このイベット・ジローですが、60年代以降はフランスよりむしろ日本の方が人気があり、その後は日本を中心に活動していました。
インターネットで得られる情報には非常に偏りがあることは御存じと思いますが、イベットもそうで、あれだけ人気があった歌手であるにもかかわらず、現在、ネット上で得られる情報はわずかしかありません。wikipediaでも日本語版では項目がたっておらず、
フランス語版を解読する以外にありません。
ネットでお手軽にとはいきませんでしたが、イベット自身による自叙伝が出版されていて、彼女の人生を知ることはできます。
1965年のイベット
イベットは1916年生まれで、1999年に引退しました。この自叙伝『幕が下りる前に・・・』は、その引退に際して書かれたものです。この中で、イベットは「芦屋川」にさらっと触れています。「年譜風に綴ったこれまでの人生」と題した年表の1999年の項に次のように記しています。
十月、ルアーブル港の日本庭園に茶室を建てるために生まれた「浪速ーフランス交流協会」の名誉会長となる。日本側の名誉会長の石浜恒夫さんとは、彼の作詞された「日本の娘さん」と「芦屋川」を歌ったことで旧知の間柄。
ところで、この自叙伝の日本語版翻訳をされた桐島敬子さんは1941年生まれ、神戸女学院大学卒業とのこと、ドラマの主人公美加となにか重なりますね。どんな方なんでしょう。気になります。
| ドラマ「芦屋川」
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川端康成の「古都」という小説が昔テレビドラマ化されて小林千登勢さんが一人二役をされました。それ素晴らしかって、わたし千登勢さんのファンになりましたが、後に千登勢さんがタバコを吸う人と知って心が少し離れたことがありました。懐かしい話です。
[ imamura ] 2012/07/18 20:51:56
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★imamuraさん。
小林千登勢さん、ほんとうにきれかったですね。
ええしのお嬢さんや奥様役がぴったりの女優さんだったような気がします。
[ 今津っ子 ] 2012/07/21 18:27:26
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小坂明子はたしか西宮出身でしたよね。
[ imamura ] 2012/07/21 18:45:18
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★imamuraさん。
私もそのように聞いております。
[ 今津っ子 ] 2012/07/27 9:55:18
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2012/07/16 19:25:42
第11回 宝石の愛情 昭和39年7月14日放送
孤独な老学究・高岡章太郎は離別した妻・冬子が突然訪れてきたことに複雑な気持ちをもつが、結局冷たい態度で追い返してしまう。しかし娘の美加は物心ついて初めて会った母を好ましく思い、母の別れた当時の心境に深く同情した。こうして父と娘の間に微妙な感情のひびが生じ始めた。佐分利信、小林千登勢らの出演。
ーーー神戸新聞 昭和39年7月14日
第12回 傷だらけの宝石 昭和39年7月21日放送
千梅の宝石詐欺事件以来、美加の心は複雑に乱れていく。昔の自分の恋人の妻という千梅に対して、必ずしも安らかな感情をもっているわけではないが、同じ女として宝石に魅せられた千梅の心情は、切ないくらいわかるのである。数日して美加が直樹の家を訪れると、病院には「本日休診」の札がかかり、千梅は病院を追い出されていた。小林千登勢、高松英郎らの出演。
ーーー神戸新聞 昭和39年7月21日
第13回 掌上の宝石 昭和39年7月28日放送
章太郎(佐分利信)は美加(小林千登勢)をアメリカに留学させようとしているが、ある日、冬子(荒木雅子)が美加に会いたがっていると聞いて、彼は美加に内緒で冬子に会い、自分と美加の前に二度と現れないでほしいと言渡す・・・。娘をめぐる父と母の愛情合戦を描く。
ーーー朝日新聞 昭和39年7月28日
第14回 硝子の指輪 昭和39年8月4日放送
美加はこのごろしきりに女というものの悲しさを感じる。母の冬子にしても、直樹と別れねばならなくなった千梅にしても、女は悲しいと思い、しきりに千梅のその後のことが思われてくる。父の掌上で宝石のように大事にされている美加と、ガラスの結婚指輪をはめている千梅のはかなさが対照的に描かれる。小林千登勢らの出演。
ーーー神戸新聞 昭和39年8月4日
第15回 はだしの美加 昭和39年8月11日放送
「米国へ留学の話が」
生きていると言うことを、最大限にためしてみたいと思っている美加のもとへ、ある日、芦屋市長が訪れてきた。芦屋の姉妹都市、アメリカのモンテベロへ留学しないか、との話。ブリジストン大学留学をことわった美加だが、この話にはなぜか心を動かされる。佐分利信、小林千登勢、高松英郎ら。
ーーー大阪日日新聞 昭和39年8月12日
第16回 花やかな屈折 昭和39年8月18日放送
「なつかしい芦屋をはなれる」
アメリカのモンテベロ行きのビザがおり、出発の日がきまってから美加(小林千登勢)の周囲はにわかに忙しくなる。美しい美加にひそかな愛をよせていた裕(川津祐介)や尾西(夏目俊二)たちとの別れ。二十何年間、母のいない美加を影にそうように励ましてくれたふで(吉川雅恵)との別れ。そして美加をこれまで育ててくれた父章太郎(佐分利信)のかずかずの思い出を心に美加は自分の可能性をたった一人でためしてみようとなつかしい芦屋をはなれる決心をする。
ーーー大阪日日新聞 昭和39年8月19日
第17回(最終回) よろこびの淀み 昭和39年8月25日放送
「一人娘を旅立たせる 愛情にいろんなかたち」
アメリカ行きをひかえた美加(小林千登勢)は、みんなしあわせになってほしい、と直樹(高松英太郎)に千梅(伊吹友木子)を許すように働きかけるが聞かれない。仕方なく千梅を訪ねると乱雑な直樹の部屋を片づけている最中。そんな千梅を見ると、美加は女心のかなしさを感じるのだった。高岡家で開かれた歓送会の席上、一人娘を旅立たせる章太郎(佐分利信)は「愛情にはいろいろのかたちがある」としみじみ話す。最終回。
ーーー大阪日日新聞 昭和39年8月26日
この連載も次回で最終回の予定。
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このドラマは全く見たことがありませんが、そういえば川津祐介さんの妹さんを知っていると思い出しました。
[ ふく ] 2012/07/17 7:51:59
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★ふくさん。
それで普通みたいです。
見た人に会ったことがありません。
唯一、身内が見ていたと聞いたことがある、と言う方がおられたのがすくいです。
[ 今津っ子 ] 2012/07/17 9:58:45
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2012/07/16 3:39:34
第7回 移り気な日日 昭和39年6月16日放送
(あらすじ未入手)
第8回 わがままな季節 昭和39年6月23日放送
「微妙な若夫婦の間」
宝石デザイナー高岡美加(小林千登勢)はある夏の日、かねてからデザインを依頼されていた真珠のペンダントを届けに水城家をおとずれる。水城淳之助(須賀不二男)と美加の父章太郎(佐分利信)とは、かつて学生仲間であった。そんなことで美加の訪問は、高岡家と水城家をふたたび結びつけることにんった。
同時に美加は水城家の若夫婦裕(川津祐介)と幾久子(弓恵子)の夫婦のあり方に興味を持つ。幾久子はわがままな女で、夫の裕は妻のいいなりになっていた。
芦屋「芦山荘」にいこう高岡、水城家の人々を描きながら、水城裕・幾久子夫婦の微妙な精神的きれつを描いていく第八章。
ーーー大阪日日新聞 昭和39年6月24日
第9回 惑いと怒り 昭和39年6月30日放送
美加の勤める八幡倫子の宝石店へ、突然美加の実母冬子が訪れてきた。彼女はしあわせな境遇にあり、美加さえよければ、オランダあたりへ外遊させたいと申し出てきたのだ。美加は突然母に会いことばも出なかったが、ただむやみに泣けてしかたなかった。小林千登勢、らの出演。
ーーー神戸新聞 昭和39年6月30日
第10回 秘密とこころ 昭和39年7月7日放送
「母と娘のかわらぬ愛」
父と母の離婚を中心に、遠くはなれても変わらぬ母と娘の情愛を絵く第10章。美加(小林千登勢)の母冬子(荒木雅子)は、芦屋をはなれる前にもう一度美加に会いたいと、おばの倫子(中村芳子)を通していってきた。美加は母について神戸の町々を久しぶりに歩いた。冬子はふたたび美加のオランダ行きをすすめるが、美加は一人さびしくのこる父(佐分利信)のことを思ってことわる。
ーーー大阪日日新聞 昭和39年7月9日
| ドラマ「芦屋川」
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2012/07/12 23:05:43
第3回 誘いのとき 昭和39年5月19日放送
(あらすじ未入手)
第4回 愛の狂い咲き 昭和39年5月26日放送
「心に傷の娘をめぐって」
芦屋に住む高岡章太郎(佐分利信)は有名な言語学者で、一人娘の美加(小林千登勢)は神戸で宝石デザイナーとして働いていた。一見しあわせそうなこの親娘にもそれぞれ深い心のキズがあった。章太郎は妻にさられたにがい経験を、美加は大学在学当時、いとこの芥川直樹(高松英郎)との恋に破れ男性に対する不信の念は強かった。そんな美加にときがたってふたtび接近してきたニヒルな医者直樹、派手好きな妻に心の空虚さをますます拡大していく建築技師水城裕(川津祐介)が、それぞれの思いを抱いて微妙な愛の旋律をかなではじめようとする第4回。
ーーー大阪日日新聞 昭和39年5月27日
第5回 女の倫理 昭和39年6月2日放送
「知った母の指輪のいわれ」
水城裕(川津祐介)の妻幾久子(弓恵子)のたってのたのみで母冬子の指輪を一日だけ貸すことにした美加(小林千登勢)は、その指輪が尼崎のさいく屋からとどいてきた日、それは父章太郎(佐分利信)が母におくったものであることを知る。その指輪を幾久子にかわって受けとりにきた裕に美加は、ふとそのことをもらしてしまう。それをきいた裕は、そうした由緒のあるものならばと受けとらずに帰った。そんなある日、直樹(高松英郎)が八幡宝石店を訪れた。第五回は、母の指輪が父のおくったものであることをはじめて知った美加の心の動きを追っていく。
ーーー大阪日日新聞 昭和39年6月3日(写真は神戸新聞6月2日)
第6回 燦めきの夜 昭和39年6月9日放送
偶然に再会した美加と直樹はかつてのように交わりをもつようになるが、またまたエゴイスチックな直樹に、美加は心をかき乱されてしまう。そんなある日、直樹の内妻千梅が、高岡家を訪れてきた。小林千登勢、佐分利信、中村芳子、高松英郎らの出演。
ーーー神戸新聞 昭和39年6月9日
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2012/07/12 6:28:10
当時の新聞のテレビ欄から、番組のあらすじを紹介します。
第1回 美しい翳り 昭和39年5月5日放送
関西テレビ系は「しのぶという女」の後番組として五日から小林千登勢主演の新香組、連続ドラマ「芦屋川」(毎週火曜後10・15)を放送する。これは“愛”に破れたあと、宝石デザイナーとして生きてゆく芙しいヒロイン・美加を通じて関西の高級住宅地帯・芦屋を背景に現代女性の愛情の本質を追求しようという石浜恒夫のオリジナルを小田切成明の演出でとりあげる。製作は関西テレビ。
キャストは佐分利信、高松英郎、川津祐介、山東昭子、雪代敬子、夏目俊二ら豪華な顔ぷれで、主役の小林は民放局のドラマに初出演という。主題歌の「芦屋川」は来日中のシャンソン歌手・イベット・ジローが吹込んでいる。作者石浜恒夫は「芦屋を舞台にしたドラマは前から書きたいと思っていた。劇中、毎回一千万円ぐらいの真珠や宝石を飾ってくれるというのでとても楽しみだ。ドラマは当分これ一本にしぼり、いいものを書きたい」といい、小林も「NHKでは純情娘ばかりだったので少々不安な気もしますが、それだけにやがいも感じています。情熱を内に秘めた女をカ一杯演じます」と意欲的だ。
あらすじ−東洋言語学の権威として知られる高岡章太郎(佐分利信)には一人娘の美(小林)がいた。彼女の祖父は淡路島から裸一貫で大阪へ出て製薬会社を創立、一代で財をつくり芦展が最級住宅地として開けた初期に住みついた。
視父の死後会社は番頭に譲った形で、株主として監査役という名目でしか会社とのつながりはなかった。広い屋敷もいまでははとんど売払い、その一部につつましく住む高岡家だ。
章太郎の妻はかつて歳下の作曲家とかけ落ちのようにして家を出て行ったが、今年二十五歳の美加は、そうした環境の中で成長していった。
彼女は神戸女学院に在学中、いとこの芥川直樹(高松英郎)と恋愛関係におちいったことがあったが、正義感の芥川と周囲の人が受入れてくれなかったところからこわれ、大きなショックを受けた。もう二度と男性は愛さないと決めて宝石デザイナーになったある日、水城裕(川津)という青年を知った。彼には幾久子(山東)という妻がいたが、うれいを秘めた水城にいつしか心ひかれる美加であった。
ーーー朝日新聞(大阪版)昭和39年5月5日
第2回 愛情のかたち 昭和39年5月12日放送
関西の高級住宅地・芦屋に住む人たちの愛憎の曲折を描<石浜恒夫作の「芦屋川」は今夜が第二話。このドラマの主地歌をシャンソン歌手のイペット・ジローが歌っている。演出・小田切成明。
言語学の大家・高岡章太郎(佐分利信)の一人娘・美加(小林千登勢)は二十六歳の宝石デザイナー。女子大在学中にいとこの芥川直樹(高松英郎)との恋愛でひどく傷つき、以後彼女は男を決して愛すまいと心に誓い、いまの仕事にすべてを打込んでいた。ある日、宝石修理の下請工場を経営する尾西富雄(夏目俊二)の家を訪れたときに足をくじいた彼女は病院へ連れて行かれたが、その外科診療室で偶然にも直樹と再開した。
すでに一人前の医者として活躍している直樹とは、この奇しき出合いがきっかけとなって、接触を深めていったが、彼には内褄・千梅(伊吹友木子)がいるだけに、そうした美加の態度に父は心を痛めていた。
一方、美加は建築技師・水城裕(川津祐介)の妻幾久子の指輪を修理したことでちょっとしたもめごとを起した。ブルー・ダイヤのついている豪華な幾久子の指輪を実加の友人・真理子(春丘典子)が得意げに指にはめているのを幾久子がとがめたことから美加は幾久子といい争った・・・。
ーーー朝日新聞(大阪版)昭和39年5月12日
| ドラマ「芦屋川」
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2012/07/07 0:51:16
訳あって、平安時代からちょっと現代に戻ってきました。
同年代の方々に、むかし、50年くらい前、「芦屋川」という連続TVドラマがあったと言うと、みんな口をそろえて見たことも聞いたことも無いとおっしゃる。私は、当時中学生でしたが、ほぼ毎回見ていた記憶があります。
そこで、現在手に入る資料を元に、この薄命なドラマ「芦屋川」を紹介したいと思います。
放送されたのは1964年(昭和39年)、東京オリンピックの年の5月から8月です。再放送は無かったと思います。
放送日の「神戸新聞」にのった広告です。
主演は小林千登勢、それまでNHK専属で数多くのドラマに出演していて人気のあった女優のフリー第一作と言う点でも注目されました。そのことは、放送開始に合わせ、週間TVガイドの表紙に取り上がられたことでも分かります。
昭和39年5月8日号
この号にはドラマ「芦屋川」のことが載っているらしいのですが、残念ながら関西の図書館に週間TVガイドを置いているところは無く、いまのところ辿り着いていません。
放送開始日の新聞です。
朝日新聞昭和39年5月5日テレビ欄
朝日新聞昭和39年5月5日の番組紹介
大阪日々新聞昭和39年5月5日に載った小林千登勢インタビュー
ドラマの詳細につづく。
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私も見たことも聞いたこともありませんでした。よくこのような資料があるものだと驚きました。その頃のロケのい風景も出てくるのでしょうか。つづきが楽しみです。
[ seitaro ] 2012/07/07 6:49:50
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★seitaroさん。
西宮はじめ各市の図書館のおかげです。
ただ、このドラマは私の記憶ではほとんどスタジオ撮影で、ロケのシーンは見た記憶がありません。
[ 今津っ子 ] 2012/07/12 8:05:47
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