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万博ホール

始まり
「日本に来れて、こんなキレイな劇場で歌えると思うとワクワクします」と言う意味のメリーのナレーションが入り、すぐにショーのシーンに移る。

1 Both Sides Now 青春の光と影
オーケストラをバックに美しく歌われる。元々はジョニ・ミッチェルが作曲し、ジュディー・コリンズが1967年にアルバムで発表した曲で、1969年にジュディーのものが映画「青春の光と影」(原題:Changes)の主題歌になって大ヒットした。メリーもライブでは好んで歌っており、レコード化を望んでいたらしいが結局かなわなかった。
2 Knock Knock Who's There? しあわせの扉
来日時点での最新のヒット曲。「"Knock Knock"と言う曲です」と紹介して、レコードとほぼ同じアレンジのオーケストラをバックに歌われる。観客のノリも良く、バックビートの手拍子で盛り上がる。
3 You've Everything You Need (邦題不明)
ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト参加曲を決めるためにTV番組「クリフ・リチャード・ショー」で歌われた6曲の内の1曲。Anthony Dyballと Roger Reynoldsの作品。視聴者による投票の結果は5位で、レコード化もされず没になった。この曲もオーケストラをバックに歌われる。
4 The Puppy Song パピー・ソング
この時点での唯一のアルバム"POST CARD"収録曲からは、この曲1曲だけ歌われる。
5 Donna Donna ドナ・ドナ
アップルデビュー以前から歌っていた曲で、メリーのギターによる弾き語りで歌われる。
6 With A Little Help From My Friend ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンド
正規の曲と言うより、伴奏およびコーラスに参加しているギャラガー・アンド・ライルを紹介するために1コーラスだけ歌われる曲。まずメリーの弾き語りで始まり、オーケストラが加わった時点ですぐに紹介に移り、ギャラガー・アンド・ライルと共に残りの部分を歌って曲が終る。
7 A House Of The Rising Sun 朝日のあたる家
一般にはアニマルズの演奏で知られているが、元々はアメリカのフォークソングで、メリーもアップルデビュー以前から歌っており、ここでもメリーのギターによる弾き語りで歌われる。
インタビュー(1)
ライブのシーンを中断し、はしだのりひこによるインタビューシーンが挿入される。2人は万博ホールの客席に座っている。特に目新しい内容はないが、一番好きな曲はと言う質問には、Both Sides Now(青春の光と影)と答える。

8 Yesterday イエスタデイ
オーケストラをバックに1コーラスだけ歌われる。
9 In My Life イン・マイ・ライフ
この曲もオーケストラをバックに1コーラスだけ歌われる。
10 Light In The City (邦題不明)
ギャラガー・アンド・ライルのギター伴奏およびコーラスで歌われる。ギャラガー・アンド・ライルの作品と思われるが詳細は不明。

インタビュー(2)
再びライブのシーンを中断し、インタビューシーンが挿入される。質問者は女性で、英語で質問される。

11 Plaisir D'Amour 愛の喜び
実際のショーではこの曲がオープニング。メリーの弾き語りで、1番と3番はフランス語で、2番は英語で歌われる。
12 Temma Harbour 夢見る港
レコードとほぼ同じアレンジでオーケストラをバックに歌われる。オーケストラがバックの曲の場合、コーラスのギャラガー・アンド・ライルは舞台袖で歌っているので、声はするが姿は見えない。
13 Goodbye グッドバイ
日本では「悲しき天使」に次ぐヒット曲で、大きな手拍子と共に盛り上がる。
14 Those Were The Days 悲しき天使
実際のショーでもTVでもやはりこの曲がラストとなった。

エンディング
ありきたりなアレンジの「悲しき天使」のオーケストラ演奏のBGMをバックに、メリーの"Goodbye"のナレーションで番組は終る。